#20: AEROSMITH 【HONKIN' ON BOBO】('04)
'04年に発表された、自身のルーツであるブルースに焦点を当てたカヴァー・アルバム。
しかし単なる「カヴァー」などではございません。
いにしえのブルース・クラシックの数々を一旦解体し、そして再構築させ完全なるAEROSMITHのオリジナル・ナンバーへと化したような楽曲群は、安易にドロ臭くなく躍動感に満ち溢れているから恐れ入ります。
これはもはや'60~'70年代のブリティッシュ・ロックの精神でございますね。
とりわけ④『BABY, PLEASE DON'T GO』は最高にカッコいい!!
唯一のオリジナル・ナンバー⑧『THE GRIND』も違和感なくハマっております。
ちなみに国内盤ボーナス・トラックの⑬『JADED』は完全に蛇足。