国内盤
オリジナル・メンバーではございませんが再結成、そして再結成後第1弾アルバムはこれまでのアウト・テイクに手を加えたり、また新たにレコーディングし直したり等した、言わば「新録未発表曲集」的な作品でございました。 「グランジ/オルタナ旋風」も一段…
バンド生誕10周年を記念して'91年に発表されたベスト・アルバム。 タイトルにある「8191」とは'81年~'91年という意味で、すなわちRATTというバンドは'81年にスタートしたと彼らは認識しているようです。 選曲に関しては『SWEET CHEATER』や『DRIVE ME CRAZY…
'90年という時代柄か、最も大衆性に富んだ作風となった5thアルバム。 とは言いましてもRATTはRATT、良くも悪くも彼らの個性的なサウンドはそう大きくは変わりません。 まずイントロ①からなだれ込む②『SHAME SHAME SHAME』・・・というエキサイティングな展…
「HR/HM」が世界的な大ブームを巻き起こしていた'80年代後半、'88年に発表された4thアルバム。 この頃の彼らは、最先端を突っ走っているというよりは何とか先頭集団に食らいついているといったイメージでしたが(苦笑)、しかしシーンに与える影響はまだまだ…
個人的には最高傑作に挙げたい'86年発表の3rdアルバム。 前作は出来は悪くないものの今一つインパクトに欠けた気が致しますが、本作は楽曲が一気に洗練化、「'80s メインストリームHR/HM」の傑作盤と言って差し支えないかと思います。 中でも特に前半が充実…
'85年発表の2ndフルレンス・アルバム。 前作に引き続き大ヒットを記録するものの、楽曲の粒が揃っていた1stフルレンスと比較すると全体的にインパクトは弱め?! とは言え独特の小気味良いドライヴ感を伴う、俗に言う『RATT N' ROLL』は健在で、①『YOU'RE …
'84年発表1stフルレンス・アルバム、邦題【情欲の炎】。 LAメタルを代表する超名曲③『ROUND AND ROUND』はここに! その他小気味良い⑥『LACK OF COMMUNICATION』やリメイクされた名曲⑦『BACK FOR MORE』を始め、①『WANTED MAN』、②『YOU'RE IN TROUBLE』、⑨…
『LAメタル・ムーヴメント』の隆盛をMOTLEY CRUEと共に牽引したのは間違いなくこのRATTでございました。 '83年発表自主制作1stオリジナルEP。 この頃の彼らのサウンドはなかなかゴリゴリの逞しいHMで、名曲①『SWEET CHEATER』を始め、その名の通りタフな②『…
前作発表後、配信のみのシングル発表やら活動停止やら、そして活動停止破棄!やら紆余曲折後、例のモトリー・クルー自伝『THE DIRT』の映画に伴うサウンドトラックとして発表された作品、'19年発表。 サウンドトラックと言いましても、本作の内容は言わば新…
'08年発表、目下のところオリジナル・アルバムとしては最新作にあたります。 前作より約8年ぶり、オリジナル・メンバーでのスタジオ・アルバムとしては'97年の【GENERATION SWINE】以来ですから実に約11年ぶりとなる本作品は、かなり彼ららしいヴァイヴに満…
トミー・リーが復活を果たし、オリジナル・メンバーに戻った彼らが'05年に放った大容量2枚組ベスト・アルバム。 とは言いましても初期のレア音源や、ジョン・コラビ(Vo)在籍時のEP【QUATERNARY】からの選曲があったりして必ずしも「ベスト」とは言い難いで…
トミー・リー(Dr)が脱退、そして元OZZY OSBOURNE BANDのランディ・カスティロを迎えて'00年に発表された8thアルバム。 結局'90年代は「迷走」しまくった彼ら、'00年代という新しい時代の幕開けと共に、やっとこさ僕らが待ってた「モトリー・サウンド」が帰…
オリジナル・アルバム未収録ナンバーや未発表曲等、所謂「レア音源」をまとめたコンピレーション、'99年発表。 目玉はやはりデモ2曲を含む5曲の未発表曲でございましょう。 そのうち③『SINNERS & SAINTS [Demo]』と⑩『SO GOOD, SO BAD』はまあまあ、⑭『MOO…
'98年発表、中途半端な?新曲2曲、中途半端な?選曲のグレイテスト・ヒッツ・アルバム。 ジョン・コラビ(Vo)参加の6thからは選曲が見送られています。 新曲2曲(①『BITTER PILL』、②『ENSLAVED』)はだいぶ「オルタナ臭」が抜けた気がしますが今一つ突き抜…
やはり「ヴォイス・オブ・モトリー」はヴィンス・ニールしかあり得ません。 ヴィンスが復帰し、オリジナル・ラインナップに戻った彼らが'97年に発表したオリジナル7thアルバムでございます。 当時僕らファンは狂喜したものでございましたが、肝心の内容はや…
ヴィンス・ニールを電撃解雇、そして元THE SCREAMのジョン・コラビをニュー・シンガーに迎えて制作された'94年発表の6thアルバム。 サウンドが当時で言う「モダン・パワーメタル」に様変わり、これまで時代を巧みにリードし続けた彼らが、初めてトレンド・…
デビュー10周年にあたる'91年に発表された正に記念碑的な自身初のベスト・アルバム。 選曲につきましては何処か中途半端な感はあるものの、新曲3曲(うち1曲はカヴァー)、コンピレーション&サントラに収録されたアルバム未収録曲2曲、更にはリミックス3…
時代を巧みにリードする彼らが(もうええわ。)、洗練度MAX、彼ら流スタジアム・ロックの最高峰に到達、'89年発表の大傑作5thアルバムでございます。 プロデューサーは後に「時の人」となるボブ・ロック。 とにかく前作以上に楽曲の充実度がハンパない! ⑤『K…
時代を巧みにリードする彼らがレザー・ジャケットに身を包み、グラム的なパーティー路線から硬派なバッド・ボーイ路線?にシフトした'87年発表の4thアルバム。 同時に楽曲の洗練度も格段にアップ、前作の『HOME SWEET HOME』に負けず劣らずの名バラード⑨『Y…
時代を巧みにリードする彼らがアメリカン・バンドらしくR&R色を強めた'85年発表の3rdアルバム。 BROWNSVILLE STATIONの「ドンバマリ」のカヴァー②『SMOKIN' IN THE BOYS ROOM』はその最たる例でございましょう。 また、大衆的な名バラード⑤『HOME SWEET …
'83年発表の2ndアルバム。 よりソリッド、よりメタリックに進化した楽曲群は前作以上に充実。 とりわけ表題曲②『SHOUT AT THE DEVIL』は掛け値なしの名曲! その他、③『LOOKS THAT KILL』、⑦『RED HOT』、⑧『TOO YOUNG TO FALL IN LOVE』、⑨『KNOCK 'EM DEA…
邦題【華麗なる激情】。 厳密に言えば、'81年の自主制作アルバムにちょこちょこっと?手を加えて、翌'82年に改めて発表された所謂メジャー・デビュー作。 彼らの記念すべき処女作であると同時に『LAメタル・ムーヴメント』の幕開けを高らかに宣言する、正に…
『QUEEN + PAUL RODGERS』がライヴ・アルバムのみに留まらず、オリジナル・アルバムを発表したのは嬉しい驚きでございました。 '08年発表、唯一の作品。 基本的な音楽性は一般的な「QUEEN」のイメージにあらず、ポール・ロジャースのソウルフルなVoを活かし…
QUEENのVoとしてあのブリティッシュ・ロック界の重鎮、元FREE~BAD COMPANY他のポール・ロジャースが加入する?・・・と聞いた時はそれはそれはブッたまげたものでした。 もちろんポールの実力、存在感は申し分無いものの、いかんせんフレディとは全くタイプ…
QUEENのコンピレーション作品は、その人気から事あるごとに発売されておりますが、こちらは'97年に発表されたメンバー自らの選曲による「ロック・テイストの濃いナンバー」を集めたベスト・アルバム。 選曲の方はとりあえず置いておいて、本作の目玉は何と言…
'95年に発表された、公式的な通算15thオリジナル、奇跡の「ラスト・アルバム」。 未完成だったマテリアルやフレディ・マーキュリーのソロの作品等を、当時の最新の録音技術でQUEENの楽曲へと構築しアルバム化させた、正に執念の作品と言えましょう。 ドラマ…
'82年の10th【HOT SPACE】から'91年のラスト・アルバム【INNUENDO】までの5枚のオリジナル・アルバムから選曲されたグレイテスト・ヒッツ第2弾、1991年発表。 '81年に発表された『グレイテスト・ヒッツ第1弾』と合わせて正に「一家に二枚」的な全ロック・…
通算14作目、フレディ・マーキュリー在籍中(存命中)の'91年に発表された、「オリジナルQUEEN」における真の意味でのラスト・アルバム。 同年11月24日にフレディがご逝去される訳ですから、涙無くしては語れない作品です。 それと同時に、未だ衰えを知らない…
'89年発表、13thオリジナル・アルバム。 後から思えばタイトルの『奇跡』とは実に意味深で、且つその言葉が持つ意味以上の力強いメッセージ性を感じずにはいられません。 如何にも「らしい」そのタイトル・チューン③『THE MIRACLE』、ハード&ストロングな④…
'86年発表。 同年6月から約2ヶ月間に及んだ『マジック・ツアー』と題されたヨーロッパ・ツアーの模様を収めたライヴ・アルバム。 厳密に言いますと、7月12日のウェンブリー、7月27日のブダペスト・ネップ・スタジアム、8月9日のネブワース・パークの3公演…