ハード&メタル・パラダイス

大好きなHR/HM系の作品を中心に手当たり次第にご紹介して参ります。

'90年代の作品。

#66: RATT 【COLLAGE】('97)

オリジナル・メンバーではございませんが再結成、そして再結成後第1弾アルバムはこれまでのアウト・テイクに手を加えたり、また新たにレコーディングし直したり等した、言わば「新録未発表曲集」的な作品でございました。 「グランジ/オルタナ旋風」も一段…

#65: RATT 【RATT & ROLL 8191】('91)

バンド生誕10周年を記念して'91年に発表されたベスト・アルバム。 タイトルにある「8191」とは'81年~'91年という意味で、すなわちRATTというバンドは'81年にスタートしたと彼らは認識しているようです。 選曲に関しては『SWEET CHEATER』や『DRIVE ME CRAZY…

#64: RATT 【DETONATOR】('90)

'90年という時代柄か、最も大衆性に富んだ作風となった5thアルバム。 とは言いましてもRATTはRATT、良くも悪くも彼らの個性的なサウンドはそう大きくは変わりません。 まずイントロ①からなだれ込む②『SHAME SHAME SHAME』・・・というエキサイティングな展…

#54: MOTLEY CRUE 【SUPERSONIC AND DEMONIC RELICS】('99)

オリジナル・アルバム未収録ナンバーや未発表曲等、所謂「レア音源」をまとめたコンピレーション、'99年発表。 目玉はやはりデモ2曲を含む5曲の未発表曲でございましょう。 そのうち③『SINNERS & SAINTS [Demo]』と⑩『SO GOOD, SO BAD』はまあまあ、⑭『MOO…

#53: MOTLEY CRUE 【GREATEST HITS】('98)

'98年発表、中途半端な?新曲2曲、中途半端な?選曲のグレイテスト・ヒッツ・アルバム。 ジョン・コラビ(Vo)参加の6thからは選曲が見送られています。 新曲2曲(①『BITTER PILL』、②『ENSLAVED』)はだいぶ「オルタナ臭」が抜けた気がしますが今一つ突き抜…

#52: MOTLEY CRUE 【GENERATION SWINE】('97)

やはり「ヴォイス・オブ・モトリー」はヴィンス・ニールしかあり得ません。 ヴィンスが復帰し、オリジナル・ラインナップに戻った彼らが'97年に発表したオリジナル7thアルバムでございます。 当時僕らファンは狂喜したものでございましたが、肝心の内容はや…

#51: MOTLEY CRUE 【MOTLEY CRUE】('94)

ヴィンス・ニールを電撃解雇、そして元THE SCREAMのジョン・コラビをニュー・シンガーに迎えて制作された'94年発表の6thアルバム。 サウンドが当時で言う「モダン・パワーメタル」に様変わり、これまで時代を巧みにリードし続けた彼らが、初めてトレンド・…

#50: MOTLEY CRUE 【DECADE OF DECADENCE '81-'91】('91)

デビュー10周年にあたる'91年に発表された正に記念碑的な自身初のベスト・アルバム。 選曲につきましては何処か中途半端な感はあるものの、新曲3曲(うち1曲はカヴァー)、コンピレーション&サントラに収録されたアルバム未収録曲2曲、更にはリミックス3…

#42: QUEEN 【QUEEN ROCKS】('97)

QUEENのコンピレーション作品は、その人気から事あるごとに発売されておりますが、こちらは'97年に発表されたメンバー自らの選曲による「ロック・テイストの濃いナンバー」を集めたベスト・アルバム。 選曲の方はとりあえず置いておいて、本作の目玉は何と言…

#41: QUEEN 【MADE IN HEAVEN】('95)

'95年に発表された、公式的な通算15thオリジナル、奇跡の「ラスト・アルバム」。 未完成だったマテリアルやフレディ・マーキュリーのソロの作品等を、当時の最新の録音技術でQUEENの楽曲へと構築しアルバム化させた、正に執念の作品と言えましょう。 ドラマ…

#40: QUEEN 【GREATEST HITS II】('91)

'82年の10th【HOT SPACE】から'91年のラスト・アルバム【INNUENDO】までの5枚のオリジナル・アルバムから選曲されたグレイテスト・ヒッツ第2弾、1991年発表。 '81年に発表された『グレイテスト・ヒッツ第1弾』と合わせて正に「一家に二枚」的な全ロック・…

#39: QUEEN 【INNUENDO】('91)

通算14作目、フレディ・マーキュリー在籍中(存命中)の'91年に発表された、「オリジナルQUEEN」における真の意味でのラスト・アルバム。 同年11月24日にフレディがご逝去される訳ですから、涙無くしては語れない作品です。 それと同時に、未だ衰えを知らない…

#17: AEROSMITH 【A LITTLE SOUTH OF SANITY】('98)

'98年に発表された2枚組ライヴ・アルバム。 新旧の代表曲が入り混じる所謂「ライヴ・ベスト」で、入門編にもピッタリの1枚・・・、いや2枚です。(笑) マニアックな選曲と言えばディスク1の⑥『MONKEY ON MY BACK』ぐらいでしょうか。(そこまでマニアック…

#16: AEROSMITH 【NINE LIVES】('97)

空前の成功を収め正に頂点を極めた前作から約4年、'97年発表12thオリジナル・アルバム。 復活後の「アリーナ・ロック路線」の大衆性を継承しながらも、初期の衝動性、攻撃性、そして先を見据えた実験性をも内包している実に奥の深い作風です。 インドをテー…

#15: AEROSMITH 【BIG ONES】('94)

'94年発表。 ゲフィン時代、すなわち「第2次黄金期」の大ヒット・ナンバーをずらりと並べた新曲2曲、アルバム未収録曲1曲を含む正に「ベスト・オブ・ベスト」なアルバム。 新曲2曲もなかなかですし、エアロ入門編には間違いなく最適な1枚と言えます。 …

#14: AEROSMITH 【PANDORA'S TOYS】('94)

'91年に発表された3枚組ボックス・セット【PANDORA'S BOX】からのベスト・セレクション、'94年発売。 内容的には'70年代のベスト的な感じですが、正直中途半端。(苦笑) アルバム未収録2曲が目玉と言えそうですが、中でもTHE BEATLESのカヴァー⑪『HELTER SK…

#13: AEROSMITH 【GET A GRIP】('93)

大傑作盤だった前作より約4年ぶり、エアロ最大の金字塔を打ち立てた'93年発表の11thアルバムにして歴史的名盤。 一旦完成しかけたものを再度ゼロから作り直すという、徹底的な拘りの果てに到達した世界観はただただ「圧巻」の一言に尽きます。 楽曲が総じて…