#51: MOTLEY CRUE 【MOTLEY CRUE】('94)
ヴィンス・ニールを電撃解雇、そして元THE SCREAMのジョン・コラビをニュー・シンガーに迎えて制作された'94年発表の6thアルバム。
サウンドが当時で言う「モダン・パワーメタル」に様変わり、これまで時代を巧みにリードし続けた彼らが、初めてトレンド・フォロワーになってしまったかのような作風でファンの間で賛否両論巻き起こった所謂「問題作」でございます。
ですが個人的には好きな作品で、イチオシの③『HOOLIGAN'S HOLIDAY』を始め、①『POWER TO THE MUSIC』、⑥『POISON APPLES』、⑩『SMOKE THE SKY』等は今聴いてもカッコいい~!・・・是非とも再評価して頂きたい1枚です。
#50: MOTLEY CRUE 【DECADE OF DECADENCE '81-'91】('91)
デビュー10周年にあたる'91年に発表された正に記念碑的な自身初のベスト・アルバム。
選曲につきましては何処か中途半端な感はあるものの、新曲3曲(うち1曲はカヴァー)、コンピレーション&サントラに収録されたアルバム未収録曲2曲、更にはリミックス3曲やライヴ・ヴァージョン3曲(国内盤)を含むという事で、ファンならば絶対「買い」の1枚でございましょう。
ちなみにオリジナル新曲2曲⑬『PRIMAL SCREAM』、⑭『ANGELA』はまあまあの出来、一方SEX PISTOLSのカヴァー⑮『ANARCHY IN THE U.K.』はドンバマリで楽しい1曲です♪
#49: MOTLEY CRUE 【DR. FEELGOOD】('89)
時代を巧みにリードする彼らが(もうええわ。)、洗練度MAX、彼ら流スタジアム・ロックの最高峰に到達、'89年発表の大傑作5thアルバムでございます。
プロデューサーは後に「時の人」となるボブ・ロック。
とにかく前作以上に楽曲の充実度がハンパない!
⑤『KICKSTART MY HEART』はもはや「バッド・ボーイズR&Rアンセム」でございましょう!
最高にファンキーな②『DR. FEELGOOD』、THE BEATLES的なラストが心ニクい③『SLICE OF YOUR PIE』、やはりファンキーでゴキゲンな④『RATTLESNAKE SHAKE』、一般層をも虜にするバラード⑥『WITHOUT YOU』、すこぶるキャッチーな⑦『SAME OL' SITUATION (S.O.S.)』、"そりゃ日本を代表するロック・ユニットもインスパイアされるわ”・・・のバラード⑪『TIME FOR CHANGE』等々、やはり全曲素晴らしいのでございます。
#48: MOTLEY CRUE 【GIRLS, GIRLS, GIRLS】('87)
時代を巧みにリードする彼らがレザー・ジャケットに身を包み、グラム的なパーティー路線から硬派なバッド・ボーイ路線?にシフトした'87年発表の4thアルバム。
同時に楽曲の洗練度も格段にアップ、前作の『HOME SWEET HOME』に負けず劣らずの名バラード⑨『YOU'RE ALL I NEED』を始め、①『WILD SIDE』、②『GIRLS, GIRLS, GIRLS』、④『BAD BOY BOOGIE』等名曲目白押しでございます。
正直全曲素晴らしい!
極めつけは「シャレ」が効きまくっているラストの『監獄ロック』こと⑩『JAILHOUSE ROCK [Live]』。
#47: MOTLEY CRUE 【THEATRE OF PAIN】('85)
時代を巧みにリードする彼らがアメリカン・バンドらしくR&R色を強めた'85年発表の3rdアルバム。
BROWNSVILLE STATIONの「ドンバマリ」のカヴァー②『SMOKIN' IN THE BOYS ROOM』はその最たる例でございましょう。
また、大衆的な名バラード⑤『HOME SWEET HOME』も特筆すべき1曲。
その他①『CITY BOY BLUES』、⑥『TONIGHT (WE NEED A LOVER)』等も良いですが、正直曲の出来に少々バラつきがある気が・・・?!
#46: MOTLEY CRUE 【SHOUT AT THE DEVIL】('83)
'83年発表の2ndアルバム。
よりソリッド、よりメタリックに進化した楽曲群は前作以上に充実。
とりわけ表題曲②『SHOUT AT THE DEVIL』は掛け値なしの名曲!
その他、③『LOOKS THAT KILL』、⑦『RED HOT』、⑧『TOO YOUNG TO FALL IN LOVE』、⑨『KNOCK 'EM DEAD, KID』、更にTHE BEATLESのカヴァー⑥『HELTER SKELTER』等、聴き所満載。