ハード&メタル・パラダイス

大好きなHR/HM系の作品を中心に手当たり次第にご紹介して参ります。

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

#12: AEROSMITH 【PUMP】('89)

大ヒットした前作の方向性を更に推し進め、完全に時代の流れに乗り切り完成させた、「エアロ流スタジアム・ロック」の決定盤、'89年発表の10thアルバム。 各楽曲の充実ぶりもさることながら、要所要所に配したSEも効果的に機能し、アルバム全体としての完成…

#11: AEROSMITH 【GEMS】('88)

古巣CBSコロムビアとの契約遂行の為に制作された'88年発表のマニアックなベスト・アルバム。 所謂「消化試合」的な作品でございます。 なかなかシビれる選曲ですが、本作の目玉は何と言っても【LIVE! BOOTLEG】('78)に収録されていたゴキゲンR&R③『CHIP A…

#10: AEROSMITH 【PERMANENT VACATION】('87)

前作の反省から大胆に売れっ子外部ライターを導入、「時の人」ブルース・フェアバーンをプロデューサーに迎え、正に万全の体勢で制作された'87年発表の9thアルバム。 その目論見は見事に当たりビッグ・ヒットを記録、③『RAG DOLL』、⑤『DUDE (LOOKS LIKE A …

#9: AEROSMITH 【DONE WITH MIRRORS】('85)

時代に再び求められオリジナル・メンバーで華麗に復活、'85年発表の8thアルバム。 そして復活1発目で見事にコケるというある意味珍しいパターン。 勢いが感じられるTHE JOE PERRY PROJECTの焼き直し?①『LET THE MUSIC DO THE TALKING』は抜群にカッコいい…

#8: AEROSMITH 【ROCK IN A HARD PLACE】('82)

Guにジミー・クレスポとリック・デュフェイを迎え入れ制作された、【美獣乱舞】という邦題が眩しい82年発表の7thアルバム。 エアロ史上最もマニアックとされている作品ですが、しかし出来はそんなに悪くありませんぞ。 とりわけ①『JAILBAIT』と②『LIGHTNING…

#7: AEROSMITH 【AEROSMITH'S GREATEST HITS】('80)

'80年に発表された初期エアロを総括するグレイテスト・ヒッツ・アルバム。 彼らの「第1次黄金期」を知るには最適だと言えるでしょう。 たとえ彼らのオリジナル・アルバムを全部持っていても、言わずと知れたTHE BEATLESのカヴァー⑨『COME TOGETHER』はアル…

#6: AEROSMITH 【NIGHT IN THE RUTS】('79)

'79年発表、6thアルバム。 バンド内部が不安定な中制作されたとあって、いささか精彩を欠いた内容になっております。 とは言え、ストレートなR&R①『NO SURPRIZE』やホーンが絡む②『CHIQUITA』はなかなか良いし、'60年代の女性ガールズ・ポップス・グルー…

#5: AEROSMITH 【DRAW THE LINE】('77)

'77年発表の5thアルバム。 とりわけ妙なスカスカ感?が抜群にカッコいいハード・エッジな①『DRAW THE LINE』は超名曲! 新機軸と言えるメロディアスな⑥『KINGS AND QUEENS』も雰囲気があり大好きなナンバー。 あとはホンキートンク調R&R②『I WANNA KNOW …

#4: AEROSMITH 【ROCKS】('76)

'76年発表の4thにして間違いなく初期エアロの最高傑作!!・・・・・と僕は信じてやまないのでありますが、世間的にも大概そうだと思います。(笑) 代表曲①『BACK IN THE SADDLE』②『LAST CHILD』を始め、とにかく楽曲の充実ぶりがハンパねぇぞぉ~! 中でも…

#3: AEROSMITH 【TOYS IN THE ATTIC】('75)

'75年発表の3rdにして出世作、邦題【闇夜のヘヴィ・ロック】。 本作からはやはり④『WALK THIS WAY』と⑥『SWEET EMOTION』が圧倒的に有名ですが、①『TOYS IN THE ATTIC』③『ADAM'S APPLE』⑤『BIG TEN INCH RECORD』も最高にイカしてるR&Rで大好きなナンバ…

#2: AEROSMITH 【GET YOUR WINGS】('74)

'74年発表の2nd、邦題【飛べ!エアロスミス】。 '80年代からロック・ファンになった「耳」にはなかなかシブめの1枚ですなぁ~。 代表曲①『SAME OLD SONG AND DANCE』と⑥『TRAIN KEPT A ROLLIN'』はやっぱりノリのいい名曲! ちなみに『TRAIN KEPT A ROLLIN…

#1: AEROSMITH 【AEROSMITH】('73)

'73年発表記念すべきデビュー作、邦題【野獣生誕】。 本作にはいきなり永遠に語り継がれるであろう超名曲③『DREAM ON』と⑤『MAMA KIN』が収録されております。 個人的にはストレートなヘヴィR&R①『MAKE IT』や後にRATTもカヴァーした⑧『WALKIN' THE DOG』…