'70年代の作品。
'79年1~3月のヨーロッパ・ツアーの中から抜粋され編集された、自身初となる2枚組ライヴ・アルバム。 スタジオ・ワークに本領を置きながら、屈指のライヴ・バンドでもあるという彼らのもう一方の側面を十分に満喫出来る作品。 ライヴで再現不可能とされる…
'78年発表の7thアルバム。 もはや初期のトータル・コンセプト的な色合いはほとんど無く、尚且つ1曲1曲が更に洗練された印象を受け、言わば一般的に親しみやすい作風だと言えるかと思います。 そして本作はまた、世界的に大ヒットする事になる次作【THE GA…
①『WE WILL ROCK YOU』、②『WE ARE THE CHAMPIONS』という2曲の歴史的名曲を含む'77年発表の6thアルバム、邦題【世界に捧ぐ】。 この少々ホラーなジャケを見ると、僕なんかは世代的に何となく『ラピュタ』を思い出したりなんかしますが、実は僕が初めて買…
'76年発表の5thアルバム、邦題【華麗なるレース】。 タイトルとアルバム・ジャケットからして前作【A NIGHT AT THE OPERA】と対を成す作風かと思いきや、聴いてみると特にそんな感じは致しません。 少なくとも本作は2nd~4thのような楽曲の流れを重視した…
'75年発表の4thアルバムにして一般的に最高傑作と名高い孤高の名作、邦題【オペラ座の夜】。 「劇場型音楽巨編」とでも表現しましょうか、構成する各楽曲はもちろんのこと、その芸術性に富んだ作風の素晴らしさはもはや筆舌に尽くし難い限りでございます。 …
前作【QUEEN II】と同年の'74年に発表された3rdアルバム。 本作は前作のようなコンセプト的な類いの作風ではありませんが、アルバム単位として計算されたような流れを持っている印象の、やはり完成度の高い作品だと言えます。 正にキラー・チューンの②『KIL…
俗に言う「通」なマニアからは最高傑作に挙げられる事も多い、'74年発表の2ndアルバム。 1stから考えると一気にギアを上げてきたかのような音楽性でありまして、主にブライアン・メイの楽曲から成る(ロジャー・テイラーの曲が1曲)「サイド・ホワイト」と…
'73年発表のデビュー・アルバム、邦題【戦慄の王女】。 まだまだ粗削りではございますが、ブライアン・メイのあの独特のGuの音色や、ピアノをフィーチャーしたこれまたあの独特なフレディ・マーキュリーの世界観も既に顕在しております。 非常にユニークでオ…
'79年発表、6thアルバム。 バンド内部が不安定な中制作されたとあって、いささか精彩を欠いた内容になっております。 とは言え、ストレートなR&R①『NO SURPRIZE』やホーンが絡む②『CHIQUITA』はなかなか良いし、'60年代の女性ガールズ・ポップス・グルー…
'77年発表の5thアルバム。 とりわけ妙なスカスカ感?が抜群にカッコいいハード・エッジな①『DRAW THE LINE』は超名曲! 新機軸と言えるメロディアスな⑥『KINGS AND QUEENS』も雰囲気があり大好きなナンバー。 あとはホンキートンク調R&R②『I WANNA KNOW …
'76年発表の4thにして間違いなく初期エアロの最高傑作!!・・・・・と僕は信じてやまないのでありますが、世間的にも大概そうだと思います。(笑) 代表曲①『BACK IN THE SADDLE』②『LAST CHILD』を始め、とにかく楽曲の充実ぶりがハンパねぇぞぉ~! 中でも…
'75年発表の3rdにして出世作、邦題【闇夜のヘヴィ・ロック】。 本作からはやはり④『WALK THIS WAY』と⑥『SWEET EMOTION』が圧倒的に有名ですが、①『TOYS IN THE ATTIC』③『ADAM'S APPLE』⑤『BIG TEN INCH RECORD』も最高にイカしてるR&Rで大好きなナンバ…
'74年発表の2nd、邦題【飛べ!エアロスミス】。 '80年代からロック・ファンになった「耳」にはなかなかシブめの1枚ですなぁ~。 代表曲①『SAME OLD SONG AND DANCE』と⑥『TRAIN KEPT A ROLLIN'』はやっぱりノリのいい名曲! ちなみに『TRAIN KEPT A ROLLIN…
'73年発表記念すべきデビュー作、邦題【野獣生誕】。 本作にはいきなり永遠に語り継がれるであろう超名曲③『DREAM ON』と⑤『MAMA KIN』が収録されております。 個人的にはストレートなヘヴィR&R①『MAKE IT』や後にRATTもカヴァーした⑧『WALKIN' THE DOG』…